2024年8月6(火)・7(水)・8(木)に、琉球リハビリテーションpresents BENIIMO CUP(紅芋カップ) 2024を開催いたしました。

このイベントは、沖縄県内のU-18世代のサッカーコミュニティの促進や若い才能を力を育むためのサッカーフェスティバルで、競技の向上はもちろん地域と連携したSDGsプログラムも実施し、人間形成の機会の場も提供します。地域密着型の新しいスポーツ観光資源として開催定着を目指しています。

今回は、サッカー強豪チームの國學院大学久我山高校サッカー部も県外から参加していただきました。
学業とスポーツを両立させながら、高いレベルでサッカーに取り組む選手たちと交流することで県内の高校生たちの良い刺激になったのではないかと思います。

沖縄県内からは
名護高校、那覇西高校、那覇高校、西原高校、読谷高校、宜野湾高校の6校の高校が参加。
久我山A・Bも合わせ、計8校を2グループに分けてリーグ戦を開催。

サッカーだけではなく、SDGsアクションとして様々なイベントも行いました。

・久我山高等学校サッカー部の監督によるスポーツ講演会『文蹴両道』
・久我山高等学校サッカー部のコーチ、選手が講師に迎えた小学生を対象としたサッカー教室

高校生にとって:
指導力、コミュニケーション能力、責任感、リーダーシップを育成。教えることで自身の理解を深め、自己肯定感を向上。
小学生にとって:
身近なロールモデルから技術や姿勢を学ぶ。リラックスした環境で親しみやすい指導を受ける。
地域社会にとって:
世代間交流を促進し、地域スポーツを振興。
高校生は教えることで成長し、小学生は身近な目標を得て成長し、地域社会は活性化するという、三者にとって有益な取り組みだと考えています。

・「くるちの杜100年プロジェクト」
沖縄の伝統楽器である三線(さんしん)の材料となる黒木(くるち、リュウキュウコクタン)を植樹し、100年後の未来に三線文化を繋いでいくことを目的としたプロジェクト。
平田大一さんにくるちの杜をご案内いただき「草刈りなどの維持管理活動」「黒木の植樹」を体験させていただきました。

・ウミガメ保護活動ワークショップ(英語)
沖縄ウミガメ保護団体チュラムラのカール・ヴァスティアン代表によるワークショップを開催。ウミガメの生態(ウミガメの種類、生活史、食性、生息環境など、ウミガメに関する基本的な知識)と、沖縄の海でウミガメが直面している課題(海洋汚染、混獲、砂浜の減少など)について学び、保護の必要性について学びました。
・ジンベエザメグラスボート体験

・郷土芸能体験交流会(協力:南風原高校郷土芸能部)
✔️文化交流・相互理解の促進
✔️多様な視点・感性の育成
✔️郷土芸能の継承・普及への貢献
✔️人間形成への影響

異なる地域の高校生同士が、芸能という共通の言語を通して交流することで、相互理解を深めることができました。
県外の生徒にとっては、沖縄の文化や歴史、人々の心を肌で感じる貴重な機会となり、南風原高校の生徒にとっても、自分たちの文化を伝えることで、改めてその価値を認識し、誇りを持つきっかけとなりました。